2016年に週刊少年ジャンプで連載が始まった約束のネバーランド。
今では、知らない人はいないと言っても過言ではないほど有名になり、アニメや映画も放送されています。
現代においては、様々なマンガが登場していますが、その中でも「約束のネバーランド」は不屈の名作マンガとして多くの方から支持されています。
この記事を見ている方の中にも、約束のネバーランドが気になっている方がたくさんいるでしょう。
そこで今回は、約束のネバーランドを実際に読んでみた感想や、あらすじを紹介していきます。
約束のネバーランドとは?
約束のネバーランドの概要は以下の通りです。
・原作:白井カイウ
・作画:出水ぽすか
・掲載誌:少年ジャンプ
・ジャンル:少年コミック
・コミック:全20巻
2016年から週刊少年ジャンプで連載が始まり、瞬く間に人気を集めた大ヒットマンガです。
既にストーリーは完結しており、最終巻も出ていますし、映画やアニメなども放送されているため、結末を知っている方もいると思います。
ただ、
「マンガは見たことがないんだよね」
という方もたくさんいるはずです。
約束のネバーランドは、これからもずっと語り継がれる名作マンガの1つであり、見ておかないと損です。
「今さらだよね・・・」という気持ちは一切必要ありません。
ここからは、約束のネバーランドのあらすじと魅力、感想を紹介しますので、少しでも興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
約束のネバーランドの概要・あらすじ
約束のネバーランドは、孤児院(グレイス=フィールドハウス)が舞台となります。
主人公は、エマ・ノーマン・レイの3人。
主人公3人を含む、様々な事情によって親がいない子どもたちが集まって生活をする、何気ない一コマから物語が始まります。
そんな孤児院には、いつも笑顔で優しいママと、合計38名の子どもたちが仲良く暮らしていました。
ただ、残念ながらこの孤児院、どこにでもある普通の孤児院ではなかったんです・・・
我が家だと思っていた孤児院が実は
孤児院で生活をする子どもたちの首元には謎のナンバーが埋め込まれており、毎日「将来のため」という名目でテストを受けさせられます。
それも難問ばかり。
子どもたちは学校に通うこともなく、孤児院の周りには頑丈な柵が設置されており「絶対に外に出てはいけない」とママからきつく教えられていました。
意味の分からない子どもたちは、それが自分たちのためだと思っていたんです。
その時までは・・・
この孤児院では、12歳の誕生日に子どもたちが里子に出されるというのが慣習化していました。
新しいお父さん、お母さんの元で新しい人生をスタートさせる、そんな素晴らしいイベントだと子どもたちは思っていたんですね。
この日も、コニーという女の子が里子として出されることになりました。
一緒に遊び、一緒に学んだ家族とお別れをしなければならないことに涙しつつも、その場にいる全員がコニーの幸せを願って送り出します。
そんなコニーが出発してからしばらくして、忘れ物があることに気づくんです。
そこでエマたちは、何とかして忘れ物を届けてあげようと、ママから「絶対に入ってはいけない」と言われていた柵を飛び越え、外の世界に繋がる門にこっそり忍び込みます。
命を懸けた騙し合いが始まる?!
門に忍び込んだところまではよかったのですが、中々コニーの姿が見つからない。
懸命に探し回り、やっとの思いでコニーを見つけるエマたち。
ただ、そこには恐ろしい光景が広がっていました。
この出来事をきっかけに、エマたちはあることに気づきます。
それは、
「孤児院で育った子どもは12歳の誕生日に金持ち向けの高級食品となり、世に送り出される」
ということ。
孤児院も「人肉農園」と呼ばれており、毎日受けさせられていたテストは子どもたちのためではなく、質の高い商品を作るためだったのです。
ここからエマ・レイ・ノーマンVSママの壮絶な騙し合いが始まります。
・約束のネバーランドを読んでみた感想【ネタバレなし】
では次に、実際に約束のネバーランドを読んでみた感想を紹介します。
1巻を読んだ時点での感想
恐らく約束のネバーランドの1巻を読んで「続きはまた今度にしよう」と思える人はいないでしょう。
それくらい、引き込まれる展開となっていました。
最初は微笑ましい光景が広がり、次第に恐ろしい現状と残酷な現実を突きつけられる。
そんな展開に、終始ハラハラドキドキしていました。
主人公である、エマ・レイ・ノーマンの掛け合いも素晴らしく、大人を騙して逃げるという壮大な計画にも好奇心をくすぐられます。
脱走するための情報を集める過程や、「バレる?バレない?」というような手に汗握るシーンもあり、あっという間に1巻を読み終えてしまいました。
全20巻を読んだ感想
あっという間に全20巻を読み終え、最初に思ったことは「なんだこれ・・・」でした。
最初のほのぼのした展開から、物語が進行していくにあたって状況が大きく変化していき、涙をグッと堪えざるを得ないシーンもあり、とにかくあっという間に最終巻まで辿り着いてしまいました。
後半に進むにつれて、作風が大きく変わります。
前半はどちらかというとハラハラドキドキ感を楽しめる内容になっていますが、後半は真相の解明や対策へとフォーカスしていくため、もしかしたら「意外とあっさり終わってしまったな」と思う方がいるかもしれません。
ただ、ストーリー的には最初から最後までしっかりと繋がっていて、矛盾や違和感もなく綺麗にまとまっていますので、読み応えのある作品といえるでしょう。
まとめ
約束のネバーランドは、2016年から週刊少年ジャンプで連載が始まった人気マンガです。
我が家だと思っていた孤児院が農園だと気づいた日から、緻密な脱走計画を立て、それを実行に移していく過程はまさに見ものです。
マンガは全20巻ありますが、1日で読み終えられるといっても過言ではないほど面白く、引き込まれる作品となっていますので、気になる方はぜひ一度読んでみてください。
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